永井 友貴(2009年入社)

自分で考えながらつくるのが面白い! とてもクリエイティブな仕事です。

《入社のきっかけ》
自由度の高いものづくりがしたくて。

工業高等専門学校で機械を学び、新卒で名古屋刃型へ入社しました。ものをつくるのが好きだけど、同じものばかりつくるではなくいろいろ挑戦したいし、自分で工夫しながらつくりたい。そんな私の希望にぴったりとあったのが名古屋刃型だったのです。また、職場の雰囲気の良さも入社の決め手になりました。先輩が日々の仕事をしっかりと見てくれるので、新人でも馴染みやすい職場だと思います。

《担当している仕事》
高い精度が求められる型を担当。

精密部にて、要求の高い(寸法精度の求められる)型づくりを担当しています。たとえばスマートフォンの保護フィルム、点滴パック、自動車のエンブレムを貼るための両面テープなど。普段意識はしないけれど、どれも身近にあるものです。精密な型の場合、土台には金属を用います。そのため刃物を埋め込む溝の寸法が正確でないと、きれいに刃を埋設することができません。また、複雑な型ですと、うまく刃を曲げながら溝に合わせていく作業はとても難しく、経験が問われる仕事です。どこから曲げていくか、どこに継ぎ目をつくるかで仕上がりも大きく変わります。そのあたりを初めから読めるようになると、スピードも上がって仕上がりも美しくなっていきます。

《やりがい》
毎日が充実しています!

仕事に没頭しているので、一日があっという間に終わります。1日の仕事をやり終えたときは、大きな達成感と充実感があり、ものづくりが好きな私には、とても合っている仕事だと感じています。仕事の楽しい部分は、どうつくるかを自分で考え工夫しながら好きにつくれるところですね(もちろん、ある程度のルールはあります)。どんな工程でつくるか、どんな機械・道具を使うか。最適な解を探しながら、よりうまくつくる方法を追求して改善を重ねる。地道な作業ながら、なかなかクリエイティブで奥が深い仕事です。

《名古屋刃型の魅力》
唯一無二のものづくりが強み。

名古屋刃型にしかつくれない刃型も多く、価格も業界では断トツに高いと言われています。それでも私たちの技術力を信頼してくださっているお客様がたくさんいる。そんなお客様との信頼関係が名古屋刃型の魅力ではないでしょうか。私もお客様から良い評価をいただいたときは嬉しいですね。弊社の営業担当からお客様の感想を聞けることもありますし、時には社長に取引先へ連れていってもらい、実際に自分が担当した刃型が使われているところを見学できることもあります。なかには私の名前を覚えて、指名で発注してくださるお客様も。そんなときはやりがいを感じると同時に、良いものをつくろうという意欲が湧いてきます。